みなさん、こんにちは。

今回は、ちょっと趣向を変えて、さぬきうどんについてお話ししたいと思います。
全国にうどんは多々ありますが(水沢うどんとか稲庭うどんとか名古屋のきしめんとか)、
さぬきうどんとは、讃岐国=今の香川県のうどんです。

現在、香川県では、『うどん県』と称して、全国的に高いうどんの知名度を使ってPRを行っています。
※「うどん県、それだけじゃない香川県」と謳い、芸術振興にも力を入れています。

香川県に来て、うどん屋に行ってもいろいろと種類があって、初めて来た人は分からないことも多いと思うので、
うどんのメニューについて説明します。

釜揚げ(かまあげうどん)
・・・うどんは大きな釜でゆでるのですが、ゆでたうどんをゆで汁と一緒にそのままどんぶりに移し、別の器に入れてあるつけ出汁につけて食べるうどんです。
うどん本来の味が分かるシンプルなメニューです。

ぶっかけ(ぶっかけうどん)
・・・ゆでたうどんをどんぶりに入れ(ゆで汁は入れない)、上から濃いめの出汁を少なめにかけて混ぜて食べるうどんです。
お好みで、刻みねぎ、おろししょうが、大根おろしや揚げ玉などの薬味を入れます。
大体どこのお店でも、温かいもののと冷たいものがあります。

生醤油(きじょうゆうどん)
・・・生醤油と書いて「きじょうゆ」と読みます。ぶっかけうどんとよく似ていて、ゆでたうどんのみをどんぶりに移し、しょうゆを少しかけてまぜて食べるうどんです。
これもお好みで刻みねぎやおろししょうが、かつお節や揚げ玉などの薬味を入れます。

釜玉(かまたまうどん)
・・・釜からあげたアツアツのうどんに(ゆで汁は入れません!)玉子を入れて、出汁やしょうゆをかけてまぜて食べるうどんです。お好みで薬味を入れます。

かけ(かけうどん)
・・・どんぶりに、うどんと薄めのだしをたっぷり入れて、刻みねぎや揚げ玉、蒲鉾などをのせたうどんです。

お店によって、いろいろ独自のメニューがあり、書ききれませんが、大体、以上のメニューを知っていれば、いざお店に行っても、メニューがどんな内容か分からずに迷うことが少なくなると思います。
それでは、みなさん、香川に来た際はうどんを楽しんでくださいね。

次回は、「手打ちうどんと手延べうどんの違い」について説明します。


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